三重県は、かぶせ茶生産で日本一の生産地です
伊勢茶は、全国で3番目の生産量のある、一大産地です
お茶と、茶器はつき物ですが、三重県には、四日市の万古焼をはじめ伊賀焼きなどさまざまな茶器があります
気に入った茶器でお茶を楽しんでください
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その土地土地において伝統的に培われた「本場」の製法で、地域特有の食材などの※厳選原料を用いて「本物」の味をつくり続ける。そんな製造者の【原料】と 【製法】へのこだわりの証となるのが、地域食品ブランドの表示基準、「本場の本物」です。まさにこれは、その地域で選ばれた食品だけがつけられる勲章と言えます。
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厳選原料とは、地域の事業協同組合などの申請団体が自ら品目ごとの基準を定め、こだわりをもって使用する主たる原材料のことです。その具体的な内容は、地域食品ブランド表示基準に基づいて公表されます。 |
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製造者を中心とする地域の団体が定めた、こだわりの基準を、(財)食品産業センターが設置した審査専門委員会がチェックした上で、はじめて商品に表示できる ようになるのが、「本場の本物」マークです。さらにその基準が適正に守られていることを第三者機関が確認します。それは、【その地域ならではの本物を安心 して味わいたい】生活者と、【こだわりをもって伝統の味をつくり続ける】製造者を結ぶマークなのです。 |
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三重県北勢地域(
いなべ市、菰野町、四日市市、鈴鹿市、亀山市)にかけての山間地で、平均標高300mの鈴鹿山麓一帯のエリアです。 |
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三重県は、静岡県、鹿児島県に次ぐ全国第3位のお茶の生産面積・生産量を誇り、「伊勢茶」(三重県のお茶)の産地として広く知られています。とくに旨味と甘み豊富な「かぶせ茶」の生産量は、平成16年度1,290トンで全国1位となっています。
「伊勢本かぶせ茶」は伊勢茶の種類のひとつで、一定期間直射日光をさえぎる覆いをかぶせて製造する緑茶です。芽が出る前に直射日光をさえぎることで、緑茶 のもつ成分に変化が起こります。旨味成分アテニンを一般の煎茶よりも多く含むようになり、香り高く、甘みある芳醇な味わいと、あざやかな水色を生み出しま す。
とくにこの地域は、他の茶産地とは違って、一番茶と二番茶までしか葉の摘取りをしないので、樹勢の衰えがなく、葉肉も厚くなり芳醇でおいしいお茶が楽しめます。
また、全ての製品に生産履歴を表示。
かぶせ茶の被覆期間(一番茶は14日以上、
二番茶は7日以上、 水分と全窒素(茶業界で一般的な品質指標:伊勢本かぶせ茶は、水分5%以下・全窒素5%以上<全窒素は旨味のもと>)などの表示による品質が保証されてい ます。 |
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三重県のお茶の歴史は古く、1000年以上も前の平安時代にさかのぼります。四日市市水沢町の飯盛山浄林寺(現在は一乗寺)の住職である玄庵が、空海から唐伝来の製茶の教えを受け、茶の栽培を始めたのが起源と伝えられています。
この地が産地に発展したのは、「年間平均気温14度〜16度、年間降雨量1,400mm以上」というお茶の栽培に最適な土地であったからです。しかも、三 重県北勢地区は、昼夜の温度差が大きく、鈴鹿川から朝霧が発生して、天然のカーテンとなり良質の茶が育ちます。水はけのよい礫質土壌であることも、品質の よい茶が育つ絶好の条件となっています。また、鈴鹿山麓一帯の標高300m強の高地にあることで、平地と比べて香気の強い原料ができあがります。
絶好の環境で育てられ、全て人手で覆いをかける「伊勢本かぶせ茶」は手間ひまと味のこだわりを持って生まれたお茶であり、全国茶品評会「かぶせ茶」部門で、何度も最高名誉の農林大臣賞を受賞しています。 |
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